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それぞれの価値観や感じ方があって当然のこと。その中でごしゅらんの在り方とコロナ禍で行った事業についてお話しします

更新日:2024年4月8日

いつもお世話になっております。今年は、桜、去年以上に早そうですね。

ごしゅらんの仕事・・・難しいことはありませんが、主催者も、参加者も、場合に寄っては、命にかかわることなので、下調べには、時間をかけて取り組んでいます。


ごしゅらんのように、有料、無料問わずに、自主開催のウォーキングイベントが増えてくれたらいいのに・・・と思ってます。思ったよりも増えないのは、時間を要し、その上でリスクがある、難しいと感じてしまうのかな・・・

これから盛んになっていくことを願います。


SNSで、「料金が高い」「料金が安ければ参加者が増えるのでは!」との書き込みがありました。ちなみに、ごしゅらんに参加したことの無い方でした。ウォーキングイベントって、県や行政、第三セクター、一般社団法人やNPO主催の場合が多く、有料でも、お弁当付、お土産付きなどの、実質、無料に近いものを目にすることはあります。こういうイベントは、県民にとってはありがたいことだと思います。


ごじゅらんは、個人事業で、私には資金力はありません。けど熱心なリピーターの方々のおかげで続いています。

今、ごしゅらんは、参加者を増やすことよりも、ごしゅらんの価値を高め、リピーターさんたちへの満足度をあげていくことを重要視しています。


ごしゅらんの2018年のスタート時の参加料は¥1,000でした。その後¥1,000~¥1,800の価格設定でやってきましたが、ある時期から目まぐるしい忙しさが続きました。少数精鋭のボラスタッフさんたちに、休みなく稼働していただき、大変なご負担を掛けてしまったことがありました。


当時は、ホームページの自動予約システムがなかったので、メッセンジャー、ライン、メールなどでのお申し込みを、1つずつ、返信していました。参加者が多くなるほど、チェック漏れや、キャンセル処理が増え、参加者、スタッフの人員調整や安全管理、薄謝など含む、運営の難しさを経験しました。


「一気にピークを迎えてしまったのではないですか!?一度、立ち止まって、事業を見直してみては、いかがですか!?」これは、学生さんたちに、地域活動を教えていた京都の大学の先生のご助言でした。地域事業者の勉強会でのことでしたが、ハッと気づかされました。



そこからは、持続継続できることを最優先とし、少人数制と決めて、参加者のニーズの洗い出しと、ツアーの質を高めていく(こと、もの、場所など含む)ことに注力しました。結果、リピート率が上がり、催行中止になることはなく、まもなく100回を迎えます。

おそらく、ごしゅらんを必要としている方は、健康志向が高い、こんな方々であろうと想定しています

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・熊や、動物や、見知らぬ人など、山の中で出会う動物や人、そこで起きる出来事を想像すると、一人で歩くことのリスクを回避したい。(女性のニーズが多い)



・日々の仕事から解放され、息抜きとして、フラットなコミュニティに参加することで、キモチをリセットできる(男性のニーズはこちらかな!?)


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そして、コロナ禍の2022~2023年に、ごしゅらんは、こんな投資をしてきました。


・予約システムのあるホームページを作成。22万。

・デザイナーさん2人にTシャツのデザイン等を発注。デザイン料等、8万

・歩けない人には、寺ヨガやカフェヨガのニーズがある。今後、ヨガイベントを増やして行くにあたり、シニアヨガや解剖学など学ぶ必要性を感じ、3つめのヨガスクールに入校。46万。

・ビジネスの勉強のため、オンラインスクールに入会。合宿代など含め(飛行機・宿泊代など)19万。

・旅行会社からガイドの依頼を受け、お客様と歩いた時に、会話で出てくる、熊野古道。仕事をする上で、知っておかなくてはならないと思い、熊野三山巡りに行く。14万(新幹線・飛行機・レンタカー含む)

まとめて使ったお金はこんな感じです。

それ以外でいうと・松島公園、国道45号線のごみ拾い活動こちらはボランティア活動で、現在、ごしゅらん0期生ののりさんと京子ちゃんを中心に活動しています。


2024年の現在のごしゅらんのツアー基本料金(障害保険料+おやつ)は初回ビジター¥2,700 2回目以降 ¥2,200 で設定しています。


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私は個人事業主です。「旦那さんの稼ぎがあるから、楽しく自由に出来るんだ。」と言われることがあります。確かに夫には、借り入れの際の保証人になってもらっています。補助金など、自分で引っ張れる力(頭)があれば、もっと上手に運営できるのかもしれません。しかし、このように皆さんの売上で、ごしゅらんを育てることができる幸せは、何にも代えがたいのです。


そしてごしゅらんのテーマである健康×観光×交流の延長線上には、心身とも健康で自立した個人(リピーターさんたち)が各地域において活躍する人財となり、志ある人が、困っている人を助けたり、引き上げたりするコミュニティが形成されていくだろうと願っているんです。それはお金で変えられない価値があると思います。


最終的には、松の保護、再生活動などにも関われるくらい、影響力が持てるようになりたいと思ってますし、こういう自然環境やそれに関わる人たちにに、税金が、もっと使われるようになって欲しいです。


これからも人生の先輩方はじめ、さまざまな方々のご意見やご感想を通じ、より良いコミュニティ運営を目指していきたいと考えております。引き続き、ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。


いつもありがとうございます!ごしゅらんですっ☆(大好きなちぃたんのマネで締めました🙇)

ごしゅらん鈴木



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                  99本目は、宮城オルレ村田コースを歩きます🚶

 
 
 

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ごしゅらんウォーキングツアー安全ガイドライン|基本的な考え
南三陸・みちのく潮風トレイル・行者の道 ごしゅらんウォーキングツアーは、松島をはじめとする地域の自然や町並み、観光スポットを巡る体験活動です。たとえ舗装された道や遊歩道であっても、段差・滑りやすい場所・車や自転車の往来・急な天候変化など、リスクは常に存在し、変化します。そのため、ツアー中に予期せぬトラブルや事故が発生する可能性があることを理解し、予防と対応の準備が必要です。 ガイド(リーダー)や主催者は、参加者の安全を守るために、ルートや環境の特性を理解し、対応できるスキルを持って活動します。特に法令遵守(民法、道路交通法、自然公園法、旅行業法、観光地利用ルールなど)や事故発生時の責任を理解することが必要です。 企画前、計画中、実施中、トラブル発生時の各段階で適切な対応を行うことで、事故や参加者の不安を減らし、関係者が悲しい思いをしないよう努めます。 参加者の皆さまへ 主催者には安全配慮義務がありますが、100%安全な環境は存在しません。ツアーの案内や説明内容を事前に確認し、ご不明な点は必ず質問してください。服装や装備の準備、集合時間やルールの遵守は、参加者自身の安全を守る重要な行動です。主催者と参加者が協力することで、事故のリスクは大きく減らせます。 1)企画前(主催前に確認すること) ガイド自身が、ルートやエリアの特性、危険箇所、利用ルールを理解しているか確認する 天候・季節・時間帯による危険の変化(強風、波浪、風雪、潮位変化、暗くなる時間、混雑など)を把握しているか 緊急時に必要な知識(応急処置、119・110の通報要領、避難経路)を持っているか 必要に応じて保険(傷害保険、賠償責任保険など)に加入しているか 2)計画時(募集・告知の段階で行うこと) ルートは参加者の年齢層・体力・健康状態に合っているか 事前に参加者の申告(持病・体調・歩行経験)を確認しているか コースの地図やスケジュールを作成し、参加者・サポートスタッフと共有する 観光地や公園の利用許可、道路使用条件などを把握し、必要なら申請する エスケープルート(途中離脱・短縮ルート)を確認しておく ツアーの条件と想定リスクを事前に説明し、申込時、同意書にチェックをもらう(緊急連絡先も記入) 服装・靴・雨具・飲み物・必要な持ち物を周知(例:歩きやすい靴、帽子、飲料水、タオル、雨具、常備薬) 必要に応じて参加者に保険加入を促す 3)実施時(当日の対応) 集合時に、参加者の服装や持ち物が適切か確認する 出発前にルート・所要時間・休憩場所・注意点を説明する 信号・横断歩道・歩道橋の利用など、交通ルールを徹底する 常に最後尾の状況を把握し、参加者がはぐれないようにする 疲労や体調不良の兆候があれば、無理をさせず休憩や離脱を検討する 危険箇所(狭い道、滑りやすい石段、波打ち際など)では事前に声かけと誘導を行う 天候や周囲の状況に応じて、コース変更や中止の判断を行う 4)トラブル・怪我事故など緊急時の対応 まず自分と周囲の安全を確保 応急処置(流水消毒、出血止め、冷却、安静確保、心肺蘇生法、など)を行う 必要に応じて119番通報し、救急車を呼ぶ 同意書記載の緊急連絡先に事実のみを伝える(憶測や不安を煽る表現は避ける) ツアーの中止、安全撤退 熊の被害も多くなっています。 ごしゅらんウォーキングツアーは、地域の魅力を安全に楽しく体験するための活動です。主催者と参加者が協力し、事前準備・現地での声かけ・適切な判断を行うことで、誰もが笑顔でゴールできるツアーを作ります。 参加者の皆さま、ご理解、ご協力をお願いします。いつも活動にご理解いただき、誠にありがとうございます🙇

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